ＥＳＣＯ事業
された例をご紹介します。
Energy Service Company の略称。既存施設の省エネルギー化に必要な改修費用等のサービスをESCO業者（民間事業者）が包括的に提供。
それまでの環境を損なうことなく省エネルギー化を実現し、その効果を保障する事業です。
青葉区総合庁舎/横浜国際プール/都筑区総合庁舎
＜削減効果＞
省エネルギー率：16.7％ CO2排出削減率：18.3%
光熱水費等削減額：約5,500万円／年
現在消費している年間光熱水費等、約4億7,000万円の約11％を削減
＜主な提案内容＞
■青葉区総合庁舎
・高効率熱源機器への更新、高効率照明器具の採用 ほか
■都筑区総合庁舎
・熱デマンド制御、熱源2次ポンプのインバータ制御 ほか
■横浜国際プール
・冷熱源及び温熱源の更新と再構築、熱源台数制御の最適化 ほか
横浜国際総合競技場（日産スタジアム）
＜削減効果＞
省エネルギー率：22.1％ CO2排出削減率：22.9%
光熱水費等削減額：約4,700万円／年
現在消費している年間光熱水費等、約2億8,400万円の約17％を削減
＜主な提案内容＞
・熱源システムの高効率化（高効率型熱源機器の導入）
・空調機、給排気ファンのインバータ制御
・高効率給湯ヒートポンプの導入 ほか
吉野町市民プラザ/男女共同参画センター横浜
＜削減効果＞
省エネルギー率：36.5％ CO2排出削減率：37.2%
光熱水費等削減額：約1,097万円／年
ESCOサービス期間：３年
＜主な提案内容＞
■男女共同参画センター横浜
・空調機の更新、高効率パッケージエアコンの導入 ほか
■吉野町市民プラザ
・空調機の更新、氷蓄熱パッケージエアコンの導入 ほか
栄公会堂・栄スポーツセンター
＜削減効果＞
省エネルギー率：30.2％ CO2排出削減率：30.5%
光熱水費等削減額：約685万円／年
現在消費している年間の光熱水費、2,796万円の約24.5％を削減
＜主な提案内容＞
・高効率熱源システムの導入
・ポンプの変流量制御による搬送動力の削減
・空調機の変風量抑制、外気量制御の導入 ほか
（日本経済新聞社 2015年11月５日付 記事掲載）
横浜市永田地区センター
＜削減効果＞
省エネルギー率：43.5％ CO2排出削減率：44.1%
光熱水費等削減額：約300万円／年
＜主な提案内容＞
・高効率熱源機への更新に伴う大温度差熱源システムの導入
・空調ポンプの交流量制御の導入
・外調機のCO2濃度保証付き節電運転制御の導入 ほか